生命エネルギーを活性化「“命門”の指圧法」/ 上級治療テクニック #22 / PRO上級コース

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命門穴は、第2、第3腰椎棘突起間にある督脈のツボで、命の門と書くように、生命エネルギーと深い関係があると思われます。

腎兪や志室と同じ高位に位置しているので、腎の働きを強めるツボともいわれ、
補腎のツボとして、よく用いられます。

お灸の名人によれば、命門は副腎と関係があるともいわれ重視されています。

腎に関する古典の記述で、
左を腎水、右を命門とありますが、治療上はあまり意識しなくても良いと思います。

我々指圧治療家は、脊柱上の督脈のツボは、圧痛反応で診断に用いても、
治療穴とすることはあまりないように思いますが、
指頭や指尖をピンポイントに当てベクトルを合わせ、支え圧によって圧を浸透させれば響きが起こります。

関節運動学的アプローチの治療を行うときは、
脊椎椎間関節の機能異常を診断する時に、棘突起間の詰まりと圧痛の検査を行います。

また、
帯状疱疹の後遺症的な痛みやシビレに対しても、
督脈のツボや、棘突起のキワの硬結圧痛反応は重視していきます。

このように、
督脈のツボに対しても、診断と治療を行えることが大切です。

・季節の変わり目で体調が悪い
・過労や睡眠不足で元気が出ない
・病気療養後で、体力が落ちている
・暴飲暴食により、腎が弱っている

などの症状をお持ちの方には、
腎経への治療や臍下丹田とあわせて、命門への指圧も行うと、
元気と精が回復してきます。

もちろん元気な人にも、健康の維持増進の効果は大きいと思います。

命門の治療効果は、
腹部や胸部、骨盤内に心地よい響きが起こる、
下肢が温かくなってくる、
命門を圧されると、なんとなく全身が気持ちが良いなどの反応を観察しても良いですし、

または、
臍下丹田や腎兪、志室、肓兪などを診断穴として、
命門の指圧後に、これらのツボの硬結圧痛反応に変化があるかを診ていくと良いと思います。

副腎疲労といった言葉も流行っています。
原因不明の体調不良や、気力体力ともに落ちてモチベーションが上がらないなどの症状を訴える方には、

全身施術のバリエーションとして、命門の指圧療法も取り入れると、
いつもと違った治療効果が期待できます。

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