腸腰靭帯の指圧&揉捏法/ 上級治療テクニック #33 / 指圧塾PRO上級コース

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腸腰靭帯とは、第4、第5腰椎から腸骨に付着している靭帯で、
下部腰椎や仙腸関節の安定性に関与しています。

この靭帯のパフォーマンスが低下すると、
腰痛や仙腸関節障害、坐骨神経痛などのトラブルが出ると考えられます。

評価法は、
腰椎の前後屈や側屈での可動域制限や痛み、
徒手によるL5、S1、腸骨の可動性チェックなど色々あります。

腸腰靭帯の状態は、腰方形筋や腸肋筋などの筋緊張に影響を受けると考えられます。

難治性の腰下肢痛のある方で、腰方形筋の腸骨不着部あたりが、
石のような硬さで硬結化してるケースでは、
腸腰靭帯も硬く緊張が強いことが疑われます。

この部位を指圧でアプローチしていきます。

伏臥位や側臥位で、
下部腰椎の外側から腸骨に付着するラインに手指を当てます。

緩圧法を用いて、
腸肋筋や腰方形筋に緊張や反発を起こさせないように、深層部まで入圧し、
そこからさらに腸腰靭帯を狙って深く圧を入れていくイメージが大切です。

骨格の形状や筋肉の硬さに応じて、
垂直圧や揉捏によってアプローチしていきます。

揉捏法では、オシレーション的な刺激もプラスして、
腰仙部や仙腸関節にリズミックな揺動刺激が伝わっていくと、
治療効果は高まると思います。

圧痛反応としては、
筋肉ではなく、”骨を押されている感じの痛み”に近いと思います。

腸腰靭帯が本来のパフォーマンスを取り戻すことが出来れば、
腰仙部や仙腸関節の動きが滑らかになり、
慢性的な腰下肢の深部痛が改善されていきます。

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