体幹の前屈制限に対する骨盤調整法とは/【あと3日】骨盤療法「治療理論編」セミナー開催

骨盤療法
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立位で、体幹の前屈をして、腰痛や下肢に痛み、シビレなどの症状があらわれていれば、

仙腸関節の前屈機能異常を疑います。

骨盤の歪みとしては、
前後(前傾・後傾)の歪みと診て治療を行います。

ここで、ポイントとなるのは、
骨盤が見かけ上、前傾と後傾のどちらの歪みでも、

体幹の前屈痛は、起こり得るということです。

治療では、
この前屈痛を改善させる目的で、
骨盤調整を行なっていきます。

関節運動学的アプローチでは、
仙腸関節の前屈機能異常に対する治療手技を行いますが、

その前段階として、
前屈の動きを制限していると思われる筋肉をよく緩めていきます。

骨盤帯に付着する筋肉で診ていくと、
脊柱起立筋や多裂筋、大殿筋、大腿二頭筋などがメインとなってくると思います。

また、
例えば、前屈したときの症状が、
下肢後側の痛みだとすれば、

トリガーポイント療法では、
小殿筋第2トリガーポイントの沈静化が重要となってきます。

大殿筋を緩めている時に、
小殿筋第2トリガーポイントへ持続圧を行い、下肢によく響かせます

経絡治療的には、
前屈の伸展制限は、腎・膀胱経の弱りと診て治療を行っていきます。

背腰部の、
腎兪志室膀胱兪などに、診断按摩を行なって、一番の硬結圧痛反応を調べ、治療穴とします。

脊柱起立筋を緩めているときに、
腎・膀胱の治療を行う視点を持っていると良いですね。

また、下肢の腎・膀胱経の要穴に対して指圧療法を行い、
前屈の伸展制限にアプローチしていきます。

まとめ

このように、
骨盤の歪みに対して、様々な角度からアプローチを行うことで、
骨盤の調整効果を高めることが出来ます。

“あれもこれも”と色んな手技を行うことは、良しとはしませんが、
患者さんの症状や体質に合わせて、治療法を選択出来ることが大切です。

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