頭半棘筋・頚板状筋・頭板状筋の指圧法のコツとは/後頚部の指圧法

指圧法
2024年11月7日発売の雑誌「Tarzan」に杉本治療院が掲載されました!
投稿はこちらをご覧ください >>> 指圧塾ブログ

後頚部の筋肉に対して、治療反応を起こす指圧法についてお伝えしていきます。
この部位のトリガーポイントでは、頭半棘筋第2TP、頚板状筋第1TPなどの指圧法と通じてきます。

早速ですが、
圧のベクトルは、頸椎の椎弓を受けにすることと、頸椎の前彎度合いに対して垂直圧となることが響かすコツとなります。

人間の体は丸みがあり、特に頚部でもその特徴はあります。
伏臥位での施術の場合、圧のベクトルが床方向に向かってしまうと、筋肉の丸みのため圧が外側に流されてしまいます。

椎体の棘突起から横突起までの椎弓のカーブをしっかりとイメージして、そこに筋硬結を圧し当てていく感じで指圧を行います。

この時にもう一つ大事なポイントは、
頸椎の生理的彎曲(ストレート気味の方もいますが)に対しても、垂直圧となるように心がけます。

圧が椎弓に向かうということは、やや内方に向かうということで、
さらに彎曲に対しても垂直という、この2つを意識してベクトルを定めると、

痛くて気持ちの良い圧となり、頭部や目の奥などに響く圧となります。

少し上級のテクニックとなってきますと、
頭半棘筋や頚板状筋、頭板状筋の、
筋走行や付着部位をイメージして、それぞれの筋肉の形状に対して垂直となるように圧を入れます。

そのためには、拇指の当て方がとても重要です。

拇指のどの部分を筋肉に当てて圧を入れると、治療効果が高まるのか?

指圧とは、
手指や肘の当てる部分や角度によって、
効き方が大きく変わってきます。

このあたりの細かい指圧テクニックは、横須賀クラスの講習会でお伝えしていきます。

指圧の技術習得に特化したコース>>>横須賀クラス

2021年7月18日(日)に、体験セミナーを行います。
横須賀まで通える方は、ぜひ一緒に指圧を学んでいきましょう。



NEW!解剖学&生理学の動画配信スタート

医療系の専門学生向けに、YouTubeチャンネルで解剖学と生理学のお勉強動画の配信を行っています!
楽しく学んでいきましょう!
チャンネルはこちら >>> 治療家・杉本憲一の指圧塾

講習会予定

定員4名の少人数制です。実技を徹底的に指導致します。

・指圧【基礎セミナー】 ※11月28日(木) ※このセミナーの定員は30名です 

・指圧療法コース 12月8日(日)は残り1名

・指圧「上級セミナー」 各回残り3名 指圧療法コースを受講していなくても、どなたでもご参加いただけます。 

・経絡&中医学治療コース※終了しました

・トリガーポイント療法コース ※終了しました

・骨盤療法コース ※終了しました

九星気学CLUB

DMMオンラインサロン 杉本憲一の『九星気学CLUB』

月額2,750円(税込)で、お好きな時間に全ての動画が視聴頂けます。
※カード決済の場合は、入会後30日間無料。

九星気学で、幸せに生きるコツを学びませんか!現在、第1回~第28回の動画がアップされています。

詳しくは以下のリンクから、DMMオンラインサロンのページをご覧ください。

こちらをクリックしてください >>> 『九星気学CLUB』

さらに指圧を学ぶなら

指圧塾は「治療効果を最大にするための指圧法」を実技中心に学べる講習会です。 指圧塾では、基礎コースをはじめとして、指圧療法、経絡治療、トリガーポイント療法、AKA療法を体系的に継続して学ぶ事が出来ます。

タイトルとURLをコピーしました