なぜ肘圧法が必須のスキルとなるのか?/筋肉の厚みや皮下脂肪、浮腫みなどの物理的要素を考えた指圧療法/指圧講習会

指圧法
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指圧療法の技法である肘圧法は、主に背腰部や殿部、大腿後面部などの施術面積が広い部位に用いると効果的です。

これらの部位は、筋肉の厚みもあるため、拇指圧では刺激が不十分となり圧が浸透していきません。

当然ながら、
圧は強ければよいというものではありません。

背腰部や殿部への拇指圧でも、
垂直圧のベクトルが最適なものとなり、安定持続圧を行えば、
“患者さんにとって、痛くて気持ち良い圧と感じられなくても”
その圧は深部まで浸透していき、経絡反応(響き)が起こることもあります。

治療効果が現れていればOKといえますが、
筋肉の厚みや弾力性、皮下脂肪、浮腫みなどの物理的な問題によって、
“拇指が負けてしまい”圧が浸透しないと、経絡反応(響き)は起こらないといえます。

そこで力を込めて無理やり拇指で押しても、
患者さもリラックス出来ずに、力と力がぶつかり合い、交感緊張を強めてしまい筋肉は緩みません。

指圧の手技は、
自然な身体の動きから、寄りかかるような圧となることが理想です。

これを、経絡指圧では「支え圧」といいますが、
人間は本来、拇指よりも肘で体を支える体勢の方が、日常的に行われています。

肘圧の方が強く押せるというのではなく、
“安定した圧が浸透していく”というイメージです。

指圧塾の講習会では、
背腰部や殿部、ハムストリング、内転筋群などの部位では、
肘圧法も取り入れて指導していきます。

特に殿部筋群への肘圧法は、
腰痛や坐骨神経痛、股関節痛などの症状の治療には、
必須となるスキルです。

肘のどの部位を当てるのか?
正しい体重移動は?
支えの手はどこに当てると効果的か?
最適な圧の持続時間は?

などの細かい指圧テクニックもお伝えしていきます。

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