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経絡治療

下肢の大腸経から殿部と股関節の症状を治療する/経絡指圧

経絡指圧診断治療要図では、手足にそれぞれ12経絡が流注しています。 古典の経絡図には描かれていませんが、経絡指圧では殿部から下肢後面の外側ラインを大腸経が走行しています。 便秘体質の方などでは、 下肢の大腸経に、気の詰まりが診られることがあ...
経絡治療

股関節症状に対する経絡治療の基礎知識とは

股関節疾患に対しての経絡治療では、主に肝胆の弱りか、脾胃の弱りで診ていくのが基本となります。 股関節前側のツボでいうと衝門や髀関あたりに痛みが現れていれば、脾胃の病変と診て治療を行います。 背腰部では、 脾兪、胃兪、意舎、胃倉のどこかに根本...
トリガーポイント

股関節の不具合に治療効果を発揮する2つのトリガーポイントとは!

股関節の症状は、パトリックテストやトーマステスト、外旋・内旋テストなどの検査を行って病態を確かめていきますが、 股関節が「詰まった感じがする」「うまくハマってない感じ」「どこが痛いかわからないけど深部が痛い」など、 慢性化してこじらせてしま...
トリガーポイント

殿部痛の原因ともなる脊柱起立筋(最長筋・腸肋筋)トリガーポイント

殿筋自体のトリガーポイントが活性化して、殿部痛を引き起こすケースも当然ありますが、 背腰部の脊柱起立筋に形成されたトリガーポイントからの関連痛が、殿部に送られることもあります。 最長筋の胸腰移行部あたりに形成されるトリガーポイントは、殿部の...
指圧法

梨状筋症候群に対する指圧療法のワンポイントアドバイス

梨状筋症候群では、殿筋群の筋緊張をよく緩めたうえで、主役の梨状筋を入念に施術していきます。 梨状筋は、大殿筋に覆われているため、垂直圧を浸透させて治療を行っていきますが、 中殿筋や小殿筋に比べて、圧に対する閾値が低いように感じられます。 そ...