上級テクニック

トリガーポイント

長強穴の指圧と尾骨調整

長強とは督脈のツボで、尾骨端と肛門の間に取穴します。 手技療法では、 腰痛治療に対して、尾骨の調整を行うケースがあります。 尾骨の変位や拘束は、 長時間の座位、骨折や打撲、便秘(直腸で詰まるタイプ)、痔などでおこると考えられます。 上記の要...
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腸腰靭帯の指圧&揉捏法/ 上級治療テクニック #33 / 指圧塾PRO上級コース

腸腰靭帯とは、第4、第5腰椎から腸骨に付着している靭帯で、 下部腰椎や仙腸関節の安定性に関与しています。 この靭帯のパフォーマンスが低下すると、 腰痛や仙腸関節障害、坐骨神経痛などのトラブルが出ると考えられます。 評価法は、 腰椎の前後屈や...
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腰椎前方変位に対する指圧ベクトル/ 上級治療テクニック #32 / 指圧塾PRO上級コース

腰椎には生理的湾曲がありますが、過度に前湾してしまうと諸々の問題が現れます。 タイトルにある腰椎前方変位とは、 前湾増強や下部腰椎の階段変形となっている状態をいいます。 また、1つの椎体が前方変位しているケースもありますね。 腰椎前方変位の...
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防御性筋収縮に対する「補瀉2点圧法」/ 上級治療テクニック #31/ PRO上級コース

補瀉2点圧法としましたが、この手法は経絡指圧の治療スキルである陰陽両手操法のことです。 局部に疼痛があったり、圧痛が強いケース、刺激に過敏な方などでは、 圧に対して防御性の筋収縮を起こすことがあります。 指圧局所に1点圧的になってしまうと、...
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取穴の個別反応「”生体”に対してツボを響かす肢位と体位」/ 上級治療テクニック #30 / PRO上級コース

ツボを取るという取穴ですが、経穴の本を見ると、 「〇〇から何寸」のように、ツボを見つけるための指標が説明されています。 この指標を用いて、取穴を行なっていくのですが、 図では、ツボや経絡は平面的に描かれているので、実際の患者さんへの取穴は思...