※このセミナーは終了しました。
コースの概要
2020年度の新講座「骨盤療法コース」の治療理論編を座学で行います。
骨盤療法とは、仙腸関節や恥骨結合に生じている、関節機能異常や歪み、緩みに対して、直接アプローチを行う治療手技や、骨盤帯と連結している腰椎や股関節の調整、また、骨盤帯周囲に現れる痛みや運動機能(関節可動域など)の改善などを目的に行う治療法です。
骨盤療法の手技では、関節運動学的アプローチ(関節包内調整法)やアーティキュレーション、操体法、指圧療法(経絡治療・トリガーポイント療法)、オステオパシーテクニック、三関節原理療法など、種々の治療手技で骨盤の調整を行いますが、患者さんの症状や体質に合わせた治療法を選択することが大切です。それぞれの手技療法の治療理論や特性、メリットとデメリットを学び、骨盤調整に対する知見を広めていきます。
骨盤帯に関連する骨や筋肉、靭帯などの名称や付着部位、機能解剖などの基礎的な内容は、書籍や教材などで学べると思いますので、
本セミナーでは、伝統的な手技療法や治療理論が体系化されたスキル、私が22年間の臨床経験から得た知見など、治療現場で活用できる実践的な知識や理論を中心にお伝えしていきます。
また、いくつかの治療手技のデモンストレーションも行います。
質疑応答やディスカッションの時間も設けて、受講して頂く皆さまと、骨盤調整に関する学びを深めていきたいと思っています。
※セミナーでは、講師(杉本)とスクリーンのビデオ撮影を行う予定です。ご了承ください。
学べる内容
・仙腸関節の関節運動学(関節包内運動)
・関節運動学的アプローチとは
・骨盤の歪みの3つのパターン
・仙腸関節と股関節の連動性
・腰仙関節へのアプローチの重要性
・操体法で骨盤を調整する意義
・経絡理論を応用した下部胸椎の調整による骨盤周囲の症状改善とは
・三関節原理療法とは
・足関節の拘束リリースによる骨盤帯に起こる治療効果とは
・骨盤の動きと経絡の関係(経絡テストの活用)
・骨盤の動きを改善する経穴(ツボ)とは
・骨盤の歪みの原因(トリガー)となる筋硬結の好発部位
・トリガーポイント療法による骨盤調整
・仙腸関節と恥骨結合の”緩み”の原因と治療法
・産後の骨盤調整について
・骨盤調整法の禁忌は?
こんな方におすすめ
・新講座「骨盤療法コース」の受講を検討されている方
・骨盤調整の治療理論を学びたい方
・骨盤を調整する治療法にはどんなアプローチ法があるのか知りたい方
・指圧療法による骨盤調整理論を学びたい方
・骨盤調整を施術メニューに導入したい方
・骨盤調整に対する新たな知見を広げたい方
・骨盤調整の手技でお悩みの方
受講対象者
・手技療法に関わる方
講座案内
※このセミナーは終了しました。
◇時 間 ・2020年1月26日(日) 10:00 ~ 16:30 (開場9:30 ~ ) ※昼休憩あり
◇会 場 ・大田区産業プラザPiO C会議室 (京浜急行「京急蒲田」駅より徒歩約3分)
住所 東京都大田区南蒲田1丁目20-20 >>会場案内/アクセス
◇定 員 ・50名(先着順)
◇料 金 ・9,900円(税込)※当日に現金、もしくはPayPayにてお支払い
◇持ち物 ・筆記用具など ※実技はありません
◇講 師 ・杉本 憲一