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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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股関節の症状は、パトリックテストやトーマステスト、外旋・内旋テストなどの検査を行って病態を確かめていきますが、
股関節が「詰まった感じがする」「うまくハマってない感じ」「どこが痛いかわからないけど深部が痛い」など、
慢性化してこじらせてしまうと、症状が難治性に移行していくケースもみられます。
股関節の動きに関わる筋肉へのアプローチの中でも、
やっかいな股関節症状の治療で、知っておきたいトリガーポイントが2つあります。
それは、
大腿筋膜張筋と腸骨筋です。
大腿筋膜張筋は、筋肉の走行や付着部位からみて、垂直圧が難しい筋肉です。
指圧療法は、仰臥位と側臥位の両方からアプローチを行うと良いと思います。

軽い揉捏法で、原因となっていそうな筋硬結を見つけ出し、圧のベクトルが正しければ、
強い圧痛反応が起こり、股関節深部や足先まで響きが起こります。
腸骨筋は、いくつかトリガーポイントが形成されていると思いますが、
腸骨稜の内側に付着している部位の筋硬結を狙ってみてください。
腹部に筋緊張を起こさせないように、入圧から離圧までの、手指の当て方や体重のかけ方が治療効果を左右します。
不快なタッチとなっていないかを、患者さんとコミュニケーションをとりながら、施術を行うことが大切です。

治療反応は、
鼠径部や大腿前側、腰部に響きが起こると、症状が改善することが期待できます。
両筋とも、施術が難しい部位となりますが、
指圧法をマスターされると、治療の守備範囲が広がります!
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