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膏肓穴は、心包経の背部兪穴である厥陰兪穴と並び、膀胱経の2行線にあるツボで心包の病変が現れるツボです。 治療では、心包の弱りを診ることで、そこから心の病変の有無も考えていくことが大切です。 心を包むと書きますので、生命の中枢部となる心臓に邪...

天応穴とは「天が呼応するツボ」のことで、経絡指圧での虚のコリや、責任トリガーポイントともいえますが、 "それらを超えた治療反応を起こすツボ"といったニュアンスとなります。 「ツボとはそこに響きがあり、ツボを響かす技術をもって、はじめてツボと...

環椎後頭関節の離開法とは、関節運動法の治療手技で、目や鼻、耳によく響き、頭顔面部の症状改善にとても有効です。 ※関節運動法とは、関節運動学的アプローチに中医学の理論を応用した治療手技です。 天柱や風池、完骨などのツボに手指を当てながら離開操...

天柱、風池、完骨への指圧療法についてです。 鼻症状には、内天柱(変動穴)。 目は、天柱と風池。 耳は、風池と完骨。 ざっくりとこのような経穴学となります。 風池は万能穴として、 頭顔面部の症状の全てに、また全身の調整に重要なツボとなります。...

邪骨とは、東洋医学の言葉ですが、邪気が骨のような塊となっている状態のことで、 現代風にいえば、筋肉や軟部組織が、まるで骨のように硬くなっている状態を表します。 首肩コリをはじめ、頭顔面部の症状や強いストレス、自律神経の乱れなどで、 胸鎖乳突...