Amazon Kindleにて、
電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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拇指圧や拇指揉捏を行うときの、拇指の当て方にはコツがあります。
それは、
筋線維や経絡の走行に対して、拇指を平行や直交して当てるのではなく、
“斜めに当てる”ことで、四指や手掌面が施術部位の周囲にフィットして、拇指に自然と体重を乗せやすくなります。
実技講習会では、施術部位と握手をするような感覚で、手指を当ててくださいと指導しています。
拇指を平行や直交して当ててしまうと、
術者の手首が不自然に固くなり、拇指圧や拇指揉捏が行いにくくなります。
筋肉のスジ状の硬結や経絡走行という細いラインに対して、拇指を斜めに当てて圧が入っていくのかと心配される方がいますが、全く問題ありません。
斜めの角度は微調整する必要がありますが、
面的に当てても圧は点として入っていきます。
※コリの性状によっては、面的に圧を入れていくケースもあります。
ですので、
指の太い細いは、治療効果に関係はなく、
拇指の当て方が重要ということです。
指の太さによって、拇指の当てるところの工夫は必要になってきます。
指の太い人は、拇指頭の橈側や尺側をうまく当てる。
細い人は、拇指の腹を先に当ててからの流れで拇指頭で圧を入れていく。
このような拇指の当て方が自然に出来るようになると、
“触れられるだけで気持ちの良い手”といわれるようになり、
患者さんは、副交感神経優位となり、響きが起こりやすくなります。
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