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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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長趾伸筋のトリガーポイントは、前脛骨筋の外側に形成され、足の甲に関連痛を送ります。また、足関節前面や趾先(母趾以外)にまで痛みが広がることがあります。
前脛骨筋や第三腓骨筋、短趾伸筋からの関連痛と重なってきますので、長趾伸筋の付着部を確認して、トリガーポイントの形成と圧痛反応を確かめ、治療ポイントとします。
この筋肉が緊張すると、深腓骨神経を圧迫して、足関節や足趾の背屈を困難にします。
長趾伸筋は、前脛骨筋に覆われている部分もありますが、幅を広めに拇指揉捏を行うと、2つの筋束の違いを触知することが出来ます。
拇指持続圧を行うときは、拇指が前脛骨筋に邪魔されずに長趾伸筋だけに垂直圧が入るように、拇指の当て方には工夫が必要です
長母趾伸筋は腓骨の中央辺りから起始しており、トリガーポイントは膝と足首の中間点辺りの脛骨の外側に形成され、関連痛は第一中足骨や母趾の背面に送られます。
大部分は、前脛骨筋と長趾伸筋に覆われているため、付着部位を明確にイメージして、表層部から安定持続圧で圧を浸透させます。
下腿前面に付着する伸筋群のトリガーポイントからの関連痛は、足関節前面や足背部、足趾の背面などに送られますが、どのトリガーポイントからの痛みなのか判別が難しい場合も多くあります。
脛骨の外側に付着する筋群に、拇指圧と拇指揉捏を行って、硬結圧痛反応を診て、症状部位に響く硬結を治療ポイントにするというシンプルな考え方も大切です。
仰臥位での指圧では、下肢がやや外旋位になっていることや、下腿の近位と遠位では、筋肉の厚みや性質が異なることを考慮して、垂直に適切な深さまで圧を入れていくと治療反応が起こる響く圧となります。
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