中間広筋のトリガーポイントは、大腿前面の近位部に形成されます。

この筋は、大腿直筋に覆われており直接触ることが出来ないため、硬結に対して持続圧を行い、圧を浸透させることによって中間広筋のトリガーポイントを捉えることが出来ます。


トリガーポイントが活性化すると、大腿部前面に関連痛を送ります。時として膝関節にまで痛みが及ぶ事もあるので、膝蓋骨周囲の痛みがある場合は、大腿直筋と併せて中間広筋のトリガーポイントの関与も確認する必要があります。


中間広筋と腓腹筋のトリガーポイントが同時に活性化すると、突然膝が抜け落ちるように力が入らなくなるという症状を引き起こします。


これは高齢者に多いで症状ですが、長時間の歩行によって下肢の筋肉が疲労したり、座っている時間が長く続くことによって血流が悪くなり、これらの筋のTPが活性化されます。


歩き初めると、足がガクガクする、足がふらつくなどの症状が現れますので、転倒のリスクが高まります。


中間広筋と腓腹筋の第1、第2TP。そして膝折れ症状には内側広筋TPも関与しますので、潜在性のTPに対してもアプローチしておくことはとても大切です。


トリガーポイント講習会では、深層部にある中間広筋のTPを検出し、主に拇指圧によって垂直に圧を入れていく指圧法をお伝えします。