2020年度のレギュラー講座はこちらです
◇講座案内(2020年度)
特別講座はこちらです
◇骨盤療法「治療理論編」セミナー(座学)
◇ワンコイン体験講座


全身をめぐる十二経絡には、それぞれの経絡に、五行穴という要穴が配置されています。


五行とは、
木・火・土・金・水という5つの気の要素のことで、

元々は”五気”といわれていたという説もあります。


各経絡のツボの性質を、
五行の要素に当てはめ、

井・榮・兪・経・合として、定めています。
※陰経と陽経では、五行の配置が異なります。


今回は、
五行穴の中で、

逆気を主るとされる合穴について、
治療での活用法をお伝えしていきます。


逆気とは、
気が逆流するというイメージで良いと思います。


十二の臓腑で、
気が逆流する代表的なケースとして、
胃経と肺経の症状がありますので、

それぞれの経絡の合穴である、足三里と尺沢を取り上げていきます。

胃の逆気 ー 足三里

胃の逆気は、
吐き気やムカムカという悪心、胸焼けなどが代表的な症状となります。


現代人に多い、逆流性食道炎のような症状も逆気と診ていきます。


このような症状には、
胃経の合穴である足三里を治療穴とします。


邪気が上がっていくことで、悪さをしてますので、
実証と診て、瀉法の指圧を行うと効果的です。


また、
胃の気というのは、降濁作用といって、
不用な気を降ろしていく働きがあるため、

広義でいえば、
頭痛や肩こり、のぼせ、高血圧などの症状でも、
気が必要以上に上がってしまっている状態と診立てた場合は、

気を降ろす作用のある、足三里を治療穴とすると、治療効果が期待出来ます。

肺の逆気 ー 尺沢

咳や痰、深い呼吸が出来ないなどの症状がある場合、

肺の逆気と診て、
合穴である尺沢を治療穴とします。


痰の場合は、
肺は「貯痰の器」、脾は「生痰の源」といって、
痰を作り出すのは、脾の不調と診ていきますので、

肺経とあわせて、脾経の治療が重要となります。


咳や痰のケースでは、
実証と診て、瀉法の指圧が有効です!


呼吸が浅いという状態は、

肺の粛降という働きが弱っています。

カゼやストレスなどで、邪気が悪さをしていれば、瀉法の指圧。

老化や病気による体力の低下などが原因であれば、
腎の納気作用という働きが弱っているので、

肺の逆気ではなく、
腎経の治療がメインとなります。


この場合、
尺沢は、呼吸の調整にも効果がありますので、治療穴としても良いですが、
ドーゼには気をつけて指圧を行なって下さい。

まとめ

実際の治療で、
五行穴の合穴を活用するケースとしては、

胃経と肺経の逆気に対する治療が主だと思います。


上述した症状を主訴とする方や、
胃や肺の逆気となりやすい体質の方などには、

五行穴の合穴である、
足三里と尺沢への治療を活用してみて下さい。

患者さんは、
治療後のスッキリ感や、効果の持続感が得られると思います。


2020年度の講座案内

◇ヴァージョンアップした新コースが登場
・年間お申込みは開始しております。※各コース定員10名
・各回ごとのお申込みは、2020年2月1日からスタートします。
 ※年間申し込みで定員に達しましたら受付を終了させて頂きます。

◇骨盤調整の知見を広める講座を開催します
◇骨盤療法「治療理論編」セミナー(座学)の詳細・お申込みはこちら

◇新講座をワンコインで体験出来る特別講座を、
2020年2月に、①トリガーポイント編、②経絡治療編、③関節運動学的アプローチ編の、全3回に分けて開催します。
詳細・お申込みはこちらです >>> ◇ワンコイン体験講座

1)NEW◇トリガーポイント指圧
2)NEW◇経絡按摩&経絡指圧
3)◇関節運動学的アプローチ
4)NEW◇骨盤療法
5)NEW◇トリガーポイント療法(症状別)
6)◇経絡&中医学治療(症状別)
7)NEW◇関節運動学的アプローチ(症状別)