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先天の精 後天の精とは

中医学
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今回は、正気の力を決定している気・血・津液・精の中の、精の基本について説明していきます。

東洋医学でいう「精」には、先天の精と後天の精があります。

先天の精とは、両親から受け継いだもの。そして次世代へ継承するもので、

発育や成長、生殖の源となるものです。

もし、親から受け継いだ先天の精が少なければ、子供の発育や成長に影響が出ます。

この先天の精は、五臓の腎に貯蔵されています。

後天の精とは、
生まれてから自分で作り出していく物で、脾と胃の働きによって、飲食物を消化吸収して精を作り補充していきます。

このように、後天の精は先天の精を絶えずバックアップしているのです。

精は、生命の活力源のようなもので、充実しているとスタミナがあり、パワフルに活動出来ます。

生命力と年齢との関係でみていきますと、男女で成長リズムに違いがあります。

女性は7年周期、男性は8年周期で変化が起きてきます。

女性は、2周期目の14歳頃に初潮がきて、7周期目の49歳頃で閉経していきます。

男性は、2周期目の16歳頃に生殖能力がついてきて、7周期目の56歳頃に生殖能力が喪失していきます。

この成長リズムを決定しているのが、腎に貯蔵されている「腎精」なのです。

腎精から生成される髄には、
脳髄・脊髄・骨髄・歯髄とあります。

腎に貯蔵されている精が不足してきますと、

脳の働きの低下、骨や歯がもろくなるなどの、老化現象と言われる症状が出てきます。

また、食べる量を極端に減らす無理なダイエットを続けると、脾胃で作られる後天の精が不足し、気や血、津液も不足しますので、身体には良くありませんね。

正気の力を発揮するための、気・血・津液は、脾胃の働きによって作られる後天の精が元となりますので、

栄養のある物をしっかり食べること。
そして、脾胃と腎の機能が正常に働いている事が、生命活動の基本となります。



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