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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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後頭下筋群とは
後頭下筋群は、上位2つの頚椎と後頭骨をつないでいる4つの筋肉です。
この筋肉のトリガーポイント(TP)が活性化すると、頭部の内側や後頭部から目の奥、前頭部に広がっていくような痛みを引き起こします。
片側の頭部全体が痛むように感じるケースもあります。
通常は首の痛みの原因とはなりませんが、首のコリ感には重要な影響を及ぼしています。
首を可動域いっぱいに回旋した時に上頚部に鋭い痛みがあれば、下頭斜筋のTPが関与していることも考えられ、肩甲挙筋や多裂筋、回旋筋などと併せて治療対象となります。
この筋群は、長時間の筋肉の短縮やデスクワークなどによる疲労によってTPの形成が促進されますが、精神的緊張でも筋が短縮しTPが形成されますので、ストレスや過労などが原因となることも多いでしょう。
また、僧帽筋のトリガーポイントは後頭下筋群にサテライト・トリガーポイントを誘発し頭痛を引き起こすこともあります。
この筋群は、後頚部の最深部に位置していますが、表層にある筋肉は薄いため安定持続圧によって圧が浸透し治療反応を起こすことが出来ます。
後頭下筋群の指圧法
指圧法では、筋肉の付着部を明確にイメージして、後頭骨下縁を潜るような角度で圧を入れたり、後頭骨に硬結を圧し当てるように捉えると、頭部や目の奥によく響き治療効果が期待できます。
この部位には、天柱、風池、完骨というツボがあり、目や耳、鼻などの症状には重要な治療穴となり、健脳作用にも効果があります。
重たい頭部を環椎と軸椎で支えていますので、C1とC2高位の筋肉を緩める事は、その部位よりも下方にあらわれる症状にも治療効果があると思われます。
実際に後頭下筋群に対する持続圧によって、腹部や下肢が軽くなるように感じられる方も多くいらっしゃいます。
講習会では、後頭下筋群トリガーポイントの関連痛パターンを勉強し、硬結を垂直に捉える指圧法を練習していきます。
※写真は筋のトリガーポイントから引用
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