指圧塾 | ページ 10 | 指圧治療家が教えるスキルアップの極意
上級テクニック

ベクトルの盲点を突く「拇指揉捏の変法」/ 上級治療テクニック #6/ PRO上級コース

拇指揉捏は、古方按摩の「解釈の術」や推拿分筋法のように、 コリやスジを横切るように揉むような技法もありますが、 硬結に対して、全ての面から垂直圧となるような揉捏を行うと、 快圧で響きが起こり、治療効果を高める摩法となります。 注)厳密には垂...
上級テクニック

瞑眩反応を調整する仕上げの「調摩」/ 上級治療テクニック #5 / PRO上級コース

瞑眩反応とは、いわゆる施術による好転反応のことで、 "今の状態を放っておくと、こういう症状が出ますよ" という反応が、施術によって現れたものといえます。 治療がオーバードーゼであれば、 "揉み返し"といって、好転反応とはいえません。 実証タ...
上級テクニック

診断即治療「原始感覚による調摩」/ 上級治療テクニック #4 / PRO上級コース

指圧療法では、診断をしている手つきが、そのまま治療となっていることが大切です。 古方按摩の「調摩」というのは、撫で整えるという意味があり、 現代手技での軽擦法のことをいいますが、 少しニュアンスを変えて、 調べる摩法 → 「調摩」として活用...
上級テクニック

離圧の極意「丹田の重心移動による追っかけ脱力」/ 上級治療テクニック #3 / PRO上級コース

指圧は、漸増漸減が基本にあり、手の力で押すのではなく体重をかけていくというのは、よくいわれていることです。 単純に、体重をかけるとなると、 体重が軽い人は、かける重さには限界があり、 体重が重い人は、常に加減(遠慮)しながらの重心移動となり...
上級テクニック

入圧の極意「原始感覚による“もたれ圧”」/ 上級治療テクニック #2 / PRO上級コース

指圧療法では、漸増漸減といわれるように、 ゆっくりというか徐々に入圧して、同じように離圧していくのが基本です。 押圧する時は、 コリやツボを意識的に探るような(判別性感覚)手つきではなく、 本能的な原始感覚による身体の使い方で施術を行えると...