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湿熱邪とは、邪気の種類のことで、湿気の邪気と熱の邪気を合わせての呼び方です。

湿邪と熱邪のことですね。


これらの邪気は、気候などの自然環境によって影響を受けますが、飲食の不摂生やストレスなどによっても気の流れは滞り、邪気は溜まってしまいます。


精神的な要素でいうと、悩みがあったり、深く考え事をし過ぎてしまうと、湿邪が溜まりやすく、

イライラや怒りによって、熱邪が溜まってしまいます。


飲食の問題で見ていきますと、飽食の現代では、飲み過ぎ食べ過ぎによって、エネルギーとして消費しきれなかった物は、邪気として溜まります。

アーユルヴェーダでは、未消化物のことをアーマといって問題視し、

アーマを溜めないように、消化器系の働きを強める(負担をかけない)ことを重視しています。


東洋医学では、生命を営むために循環している、気・血・津液・精を、主として食事から摂って生成していると考えます。


飲食物を胃(内臓ではなく臓腑での胃のこと)で腐熟を行い、脾に送られて水穀の精微という気・血・津液・精の原料を生成します。


そこで、脾の運化作用が限度を超えて、水穀の精微にならなかった物は、湿邪として脾胃に溜まってしまうのです。


その湿邪だけでも悪さをしますが、
イライラや怒り、アルコールやチョコレートなどの刺激物によって生じてしまっている熱邪と合わさり、湿熱邪となるのです。

気化作用というのがあるので、湿邪が湿熱邪に転化するという考えもあります。


この湿熱邪が、肝に巡ってしまうと目の症状があらわれ、肺に巡ってしまうと鼻症状があらわれます。
花粉症などは、アレルギーもあるでしょうが、湿熱邪が詰まっているのが真の原因ではないかと考えられます。


また、湿熱邪が下焦に巡ると、腎、膀胱や大腸などに溜まり、耳症状や、下肢に痛みやシビレなどの症状があらわれます。

現代病でいえば、糖尿や痛風体質の方や、婦人科系の不調、下肢が重くダルい(全身も)などの症状は、湿熱邪が原因と考えらえます。


肩コリや腰痛、神経痛、自律神経の不調、内臓の機能低下など、あらゆる症状の根本原因となっている、湿熱邪を取り去る瀉法の指圧が本治法として極めて重要です。

経絡治療では、肝経と脾経、胃経の治療がメインとなります!




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