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慢性的な首肩コリからくる痛みや可動域制限、寝違え症状などを改善する3つのツボを紹介していきます。

頚部や肩上部、肩甲間部の筋肉をよく緩めたうえで、
ダメ押し的に、症状に合わせたツボに、安定持続圧や揉捏を行うと、治療効果が高まります。


経絡テスト八宗穴での治療理論を応用して、
頚部の前屈と後屈、左右の側屈と回旋の可動域を改善するツボを選択します。


体質や症状によって、個別反応がありますので、
基本をおさえた上で、患者さんに合わせて治療を行ってみてください。

前屈痛 ー 後谿

首を前屈したときの、後頚部の痛みやツッパリ感という症状には、

後谿が効きます。
このツボは、小腸経の経穴となり、
正式名称は「太陽小腸経」ということで、同名経の「太陽膀胱経」と関連が強く、経絡走行から考えて、首肩のつけ根や後頚部の症状に良く効きます。


また、後谿は、
督脈の主治穴でもあるため、身体後面の正中ラインの症状にも有効です。


後谿からの治療反応は、
前屈痛のみではなく、頚部の全ての可動域改善に効くこともありますので、
首の症状では、必ず硬結圧痛反応を診ると良いと思います。
※おそらく肩甲挙筋との関連だと思われます。

後屈痛 ー 合谷

首の後屈の動きでは、
頚部の前面の伸展制限となるため、
任脈の主治穴である「列缺」も有効ですが、
合谷への安定持続圧と揉捏が良く反応します。

胸鎖乳突筋が硬くなると、後屈がやりにくくなりますが、
この筋肉には、大腸経や胃経が走行しているため、頚部前面の経絡の伸展制限を改善するには、
大腸経のツボである合谷が効きやすいと言えます。


後屈時に、後頚部がズキンとした強い痛みがあるケースでは、「後谿」の方が効くことが多い印象があります。

側屈 ー 外関

側屈の動きは、身体側面の経絡の伸展制限で診ていきますので、
頚部の場合は、三焦経と心包経で診ます。

特に、八宗穴の一つである「外関」への安定持続圧と揉捏は、
高い治療効果を発揮します。


例えば、
頚部を右側に側屈した時に、伸展された左側の頚部に痛みがある場合は、左側の外関への治療が有効です。


また、同じように、
頚部を右側に側屈した時に、短縮する右側の頚部に痛みがある場合もありますが、
このケースが一番厄介な症状だと感じています。

基本的には、右側の「内関」をファーストチョイスするとよいと思いますが、
内関への治療で反応が無かった場合では、

前腕三焦経のツボの、
中渚や外関、支溝、四瀆、裏三里、天井などのツボを十分に刺激して、
その中でも、一番の硬結圧痛反応があるツボを重点に治療を行うと良いと思います。
※両側の反応を診てください。

回旋痛 ー 合谷

筋肉の働きや、経絡の伸展制限で診ていくと、
頚部の回旋は、胸鎖乳突筋部を走行する、胃経と大腸経、小腸経が関与しています。

これらの経絡の気の流れを改善する効果が高いのは、
やはり「合谷」です。

頚部の回旋では、
回旋時に痛みがあらわれてる側(同側)の、合谷に治療を行うのが基本ですが、

まれに、反対側の合谷からの方が、治療反応が良いケースもありますで、
両側の合谷の、硬結圧痛反応をよく診てください。

まとめ

今回紹介した3つのツボの、
後谿と合谷、外関は、どのツボも首肩コリ治療には、万能に効いてきますが、

経絡テストやツボの経穴学を活用すれば、
症状改善の近道となってくれると思います。


その他、
「刺すように痛む」というキーワードが出たら、瘀血証が考えられるので、
行気活血に良く作用する「内関・間使」が効果的です。


熱を持つような痛みがあれば、
各経絡(特に陽経)の五行穴の「榮穴」が、

痛みではなく、”重くダルい”という症状であれば、
各経絡(特に陽経)の五行穴の「兪穴」が治療効果を発揮します。


これらの経穴学もあわせて学ばれると、守備範囲が広がります!

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