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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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仙腸関節に関節機能異常が生じると、
腰痛や殿部痛などの、局所だけではなく、
坐骨神経痛のような痛みやシビレ、股関節や膝関節、足関節の痛み、踵や土踏まずなどの足裏の不具合、こむら返りなど、
下肢の症状は起こりやすくなります。
軽症であれば、
症状は1つの部位に起こる程度ですが、
重症化してきますと、
症状は、2つや3つ重なって現れたり、
患側だけではなく、両側に発症するケースも出てきます。
身体の土台である骨盤の関節が機能異常を起こすので、全身のバランスが崩れることは、容易に想像が出来ますが、
別の視点で診ていくと、
仙腸関節からの関連痛というものを理解しておくと、
下肢の全ての症状への対応が出来るようになります。
仙腸関節からの関連痛は、
下肢のほぼ全域に痛みを送ることがわかっています。

関連痛は、
1つの部位に送られたり、下肢全体であったりと、個人差はあります。
また、関連症状として、
冷えや浮腫み、重くダルいなどの症状としてあらわれるケースも見られます。
患者さんの症状に関して、詳しくお話を聞き、
仙腸関節の関節機能異常が疑われれば、
ニュートンテストや仙骨と腸骨に付着する靭帯の圧痛検査、その他の運動検査を行った上で、
関節運動学的アプローチ(関節包内調整法)を行います。
関連痛が慢性化して長引くと、
二次性の関節機能異常や、筋肉のパフォーマンスも落ちてくるなど、諸々の不具合を引き起こしますので、
仙腸関節への、早めのアプローチが大切です。
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