Amazon Kindleにて、
電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
▼Amazon販売ページはこちら
当院の患者さんで、仙腸関節の関節運動学的アプローチの治療反応が特異的な方がいます。
仙腸関節への施術効果が顕著で、
持続的に手技を行っている時に、
「コツン、コツン」と仙腸関節に動きがあります。
この反応が起こると、症状が改善することが多く、治療効果の指標としています。
この患者さんは、
仙腸関節の低緊張連鎖と思われる症状で、
体調などにより大小の波はありますが、周期的に腰下肢に痛みやシビレ感が現れます。
骨盤周囲の靭帯にも問題があると考え、
仙結節靭帯を殿筋越しに指圧を行っています。
靭帯の状態は、ホルモンバランスや隣接する筋肉の状態に影響を受けると考えられます。
靭帯への指圧アプローチが、
どのような機序で治療反応を起こすのかは、科学的な説明が難しいところですが、治療反応は起こります。
仙結節靭帯への指圧療法は、
仙骨から坐骨結節への付着部位を確認し、
殿筋の奥に感じる”幅のあるスジ”のような硬い感触をとらえます。
殿筋群に圧の反応が起こらないように、
拇指を靭帯の感触まで沈めていき、そこから圧を入れていきます。
圧の強さは、靭帯に伸張ストレスがかかり過ぎない程度にすることが大切です。
上述の患者さんは、
仙結節靭帯に安定持続圧を行うと、
仙腸関節に関節運動学的アプローチを行った時と同様に、「コツン、コツン」と動きが起こります。
この反応から、
仙結節靭帯への指圧療法は、
仙腸関節の機能異常を改善する効果があると考えられます。
骨盤調整の手技の1つとして、取り入れられると良いと思います。
指圧は、筋肉やツボだけではなく、
骨や関節、靭帯、腱、内臓など、あらゆる部位から治療反応を起こすことが期待出来ます。
指圧をもっと深く学びたい方へ
指圧塾では、指圧の基礎技術や身体操作を学べる オンライン指圧塾と、 神奈川県横須賀市で直接学べる 実技講習会をご用意しています。
最新の講座情報をLINEで受け取りたい方へ
指圧塾のLINE公式アカウントでは、
実技講習会の募集情報や新しい動画講座、
指圧技術に関するお知らせを月1〜2回ほど配信しています。
「今すぐ受講するかは決めていないけれど、
今後の講座情報は知っておきたい」という方も、
ぜひ友だち追加しておいてください。


