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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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首肩コリや五十肩、手首の痛みなどの症状に対して、
仙腸関節に関節運動学的アプローチ(関節包内調整)を行うと、
筋緊張の緩和や疼痛の軽減、関節可動域の拡大などの治療効果があらわれます。
仙腸関節の機能異常は、
上半身や上肢の症状の原因ともなっているということです。
このことは、
仙腸関節からの、
「関節軟部組織過緊張連鎖」として考えていきます。
腰殿部や下肢の症状は、
仙腸関節からの関連痛としてイメージしやすいですが、
仙腸関節に歪みが生じると、
その緊張は、
全身の関節へと連鎖していくのです。
基本的には、
同側の関節に連鎖していきますが、
反対側の仙腸関節へは連鎖をしますので、
症状が長期化すると、全身へ影響していくことになります。

例えば、
左側の五十肩の場合、
一次性の関節機能異常は、同側の仙腸関節から起こると考えますが、
元々の腰痛や下肢の症状が右側にあったとすると、
仙腸関節も、
右側の機能異常が根本的な歪みとなっている可能性があるのです。
仙腸関節への各種検査法や運動テストを行い、
左右どちらの関節に機能異常があるのかを調べたり、
テスト的に両側の仙腸関節に治療手技を行ってみて、
症状部位に変化が現れるかを診て、機能異常を判定していくと良いと思います。
関節運動学的アプローチでは、
脊柱や四肢などの関節の機能異常は、2次性に起こると考え、
身体の土台である仙腸関節の機能異常を最重要視していきます。
関連痛や過緊張連鎖ということを理解していると、
骨盤を調整していく意義がはっきりとして、全身の症状に対応することが出来るようになります。
※画像は「仙腸関節機能障害 AKA-博田法による診断と治療」より引用
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