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頚部の多裂筋&回旋筋トリガーポイントの基礎知識/深層筋への効果的な指圧法とは

トリガーポイント
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頚部の深部脊柱筋トリガーポイントについてお伝えしていきます。

深部脊柱筋とは、
画像にあるように、多裂筋と回旋筋のことです。

この筋肉は横突起から2〜4椎上の棘突起に付着して、頚椎を深部で安定させています。

多裂筋&回旋筋のトリガーポイントが活性化すると、
そのトリガーポイント周囲に関連痛を出します。

局所の痛みとなるのですが、
強い痛みを出す特性があり、後頚部全体が痛むように感じるケースもあります。

「首の骨が痛い」とか「真ん中が痛い」というキーワードが出てきたら、
多裂筋&回旋筋のトリガーポイントの活性化を疑います。

ラグビーやアメフトなどのコンタクト・スポーツや、
格闘技をやられていた方、

または追突事故や転倒などによる、むち打ち症の既往がある方、寝違えのクセがある方では、

この筋肉にトリガーポイントが形成されていることが多いため、

首肩コリの治療の場合でも、多裂筋&回旋筋へのアプローチを行わないと、
スッキリとせず、改善感が出せません。

多裂筋・回旋筋の指圧法

深部脊柱筋は、深層部にあるため、
頚椎の椎弓に向かって、安定持続圧を行い、圧を浸透させたいところです。

伏臥位の場合、
僧帽筋や板状筋、頭半棘筋などの、
“存在感”が強く、

圧のベクトルが正しければ、深層部まで圧は浸透してるとは思いますが、

あまり効いてる感じは出せません。

多裂筋と回旋筋のトリガーポイントが活性化している状態ですと、

伏臥位での椎弓に向かう圧は、
弱い(浅い)圧では効果はなく、
適圧だと思われる圧であっても、筋肉を短縮させ、痛みを出してしまい、症状を増悪させてしまうこともあるので注意が必要です。

頚部の深部脊柱筋に的確な指圧療法を行うには、
側臥位での施術がおススメです。

横突起から斜め上方の棘突起に走行する筋束をしっかりイメージして、

椎弓に向かって、垂直に圧を入れていきます。

この時に、
表層の筋群の、”厚みのある筋腹の上“からは圧さないで、

拇指を上手く使って、
表層筋の筋腹の盛り上がりを少し避けながら、筋が薄くなっているところから圧をかけていきます。※イメージが大切です(笑)

細かい部位に圧を入れますので、拇指頭での施術が効果的です。

触察に慣れてきますと、
椎体にへばりついてる硬結を感じることが出来ます。

トリガーポイントを捕らえたら、
頚椎の前彎を増強させないように気をつけながら、
拇指による持続圧か、縦揉捏で緩めていきます。

急性のギックリ首では、
炎症のため拒按となるケースもありますが、

寝違え症状でも、
圧に対する反応を診ながら、痛みによる防御反応が無ければ、施術を行なってみて下さい。

首の痛みやむち打ちの後遺症以外でも、

頚椎神経根症の治療にも活かせる指圧法となります!



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