腰方形筋のトリガーポイント療法による骨盤調整/骨盤帯周囲に痛みを送るトリガーポイントとは② | 指圧塾
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腰方形筋のトリガーポイント療法による骨盤調整/骨盤帯周囲に痛みを送るトリガーポイントとは②

トリガーポイント
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骨盤帯周囲へ痛みを送るトリガーポイントとして、
今回は、腰方形筋を取り上げてみます。

腰方形筋に形成されるトリガーポイントは、
浅層部と深層部とでは、関連痛パターンが異なります。

身体の側面で、肋骨と腸骨をつなぐように付着していますが、
この筋肉は”腹筋群”に分類されます。

激しい転倒を経験されたことのある方では、
衝撃の影響や、瞬間的に強く筋収縮を起こすため、
トリガーポイントが形成されていることが多くあります。

筋肉の一部が横隔膜に付着するため、呼吸とも関連しています。

また、
長期間にわたり、腰方形筋のトリガーポイントが活性化していると、
気分障害を起こすともいわれており、

自律神経や精神面にも影響を及ぼし、不定愁訴の原因の一つとなっている可能性があります。

今回は、骨盤の異常に影響を与える、関連痛のパターンをお伝えします。

腰方形筋 ー 浅層部


浅層部に形成されるトリガーポイントが活性化すると、

殿部の上部や外側に痛みを送り、その部位の血流が悪くなるため、
殿筋群のパフォーマンスを落とし、仙腸関節や股関節に機能異常を起こす原因となります。

腰方形筋 ー 深層部

深層部に形成されるトリガーポイントが活性化すると、

仙骨部や仙腸関節あたり、殿部の下部に痛みを送り、
やはり血流障害をまねき、骨盤帯の機能に異常を起こす原因となります。

まとめ

・図では示されていませんが、浅層部と深層部のどちらのトリガーポイントでも、ソケイ部から大腿前面にかけて痛みを送ることがあるので、頭に入れておいてください。

・この筋肉自体には、あまり自覚症状をあらわさないので、疼痛部位や、体幹の側屈の運動制限、腰部のくびれの消失、脚長差などをよく観察して、触察によりトリガーポイントの形成を確認して下さい。

・中殿筋のトリガーポイントが沈静化すれば、連動して腰方形筋のトリガーポイントも沈静化することが多いのですが、慢性化している症状であれば、この筋肉へも時間をかけて、直接アプローチを行うと、より効果的です。

・骨盤調整として、仙腸関節への関節運動学的アプローチを行っても効果が無い場合や、中殿筋トリガーポイントの指圧を行い、圧痛と響きを得られても、殿部やソケイ部の症状が改善しない場合などでは、腰方形筋のトリガーポイントから治療反応を起こすと効果的です。

これらの、腰方形筋トリガーポイントの知識を持っておけば、
骨盤を歪ませる、隠れた存在を見つけることが出来るようになります!

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