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仙腸関節に関節機能異常が生じると、
関節からの関連痛や、軟部組織過緊張連鎖が起こり、

全身のあらゆる部位に、
筋緊張や痛み、シビレ感、関節の不具合があらわれます。


いわゆる、
「骨盤の歪み」というのは、

・仙腸関節の関節包内での動きの悪さ
・仙骨や腸骨に付着する筋肉や靭帯の過緊張
・不良姿勢や同一動作の繰り返し(スポーツなど)による筋力や骨格のアンバランス
・股関節や膝関節、足関節の拘束による代償
・出産や外傷などの影響
・その他

これらのことが原因となって「歪み」が生じるので、

関節運動学的アプローチ(関節包内矯正)や各種の骨盤療法によって治療を行います。

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◇仙腸関節の機能異常から起こる関節軟部組織過緊張連鎖とは


仙腸関節由来の症状で、
過緊張ではなく「低緊張連鎖」という症状が起こることがあります。


仙腸関節弛緩症や、
女性の場合は、出産の影響やホルモンバランスの乱れが原因と考えらえます。


こういう骨盤の”緩み”に起因する症状は、骨盤療法を行っても、即効的な治療効果はあらわれにくいように思います。

定期的な骨盤調整の治療と、
自律神経の働きを整える目的での、全身施術が必要となります。


骨盤が緩んでいる場合でも、関節運動学的アプローチの手技は有効ですが、
過緊張からの骨盤の”歪み”とは症状が違うため、圧の強さや持続時間、治療頻度などの刺激量には十分に気をつけなければいけません。


これも個人差がありますので、
患者さんとコミュニケーションを取りながら、最適な刺激量を見出していけると良いと思います。


私の治療院に来院される、
「仙腸関節からの低緊張連鎖」の症状の方は、

調子が悪くなると、
ご自身で「骨盤が緩んでくるのがわかる」と言われます。

まず、腰殿部の痛みから始まり、両側下肢のシビレや踵の痛みが起こり、
両側の上肢の筋肉の張りが、力なく弱ってくる感じだそうです。

股関節(ソケイ部あたり)の痛みのため、歩行も困難となり、
全身症状として現れてしまいます。


当院で骨盤療法を行えば、
2~4日間位で症状は緩解しますが、
(緩解すると筋肉の張りが良くなるそうです)

仕事などで疲労が蓄積したり、ストレスが溜まってくると、
2,3カ月に1度くらいの頻度で、周期的に骨盤が緩む症状が出てしまいます。


40代後半の女性の方ですが、
ホルモンバランスが崩れてきているのも原因の一つと考えられ、
骨盤の症状が出ていない時から、自律神経を整えるようなアプローチも重要となっ
てきます。


仙腸関節の弛緩症や、低緊張連鎖が起こってしまう方の治療は、
症状や体質などを見極めて、また治療後の反応なども観察しながら、
治療法を選択していくことが大切です。


私がよく行う治療法は、

関節運動学的アプローチ(関節包内調整法
 ➡ 弱刺激で短時間のアプローチとします。
関節への治療手技の後に、殿筋群に持続圧(2秒くらい)を数回行う(筋肉を緩ませ過ぎないように)

操体法アジャストテクニック
 ➡ 操体法の抵抗に対して、患者さん自身が、無理なく気持ちの良い力加減で行いますので、
最適な刺激量となりやすい。

経絡治療
 ➡ 緩んでしまっている筋(スジ)にアプローチをする。
・筋は肝が主る → 太衝穴(肝経)
・筋会 → 陽陵泉穴
・婦人科症状に治療効果がある → 三陰交、承山

これらのツボに、指圧療法を行う。

頭部の指圧(弱刺激)、または按腹療法
 ➡ 脳内の働きの正常化、自律神経のバランスを整えることを目的とする


上記のような施術法を、
患者さんの治療反応を診ながら行っています。


骨盤帯の異常は、
過緊張からの歪みや低緊張となる緩み、婦人科症状がベースにあったり、自律神経の問題など、
原因が2つか3つ重なってあらわれてきますので、

関節や筋肉、運動法、経絡など、
骨盤への様々なアプローチ法を習得しておくことは大切ですね。





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