環椎後頭関節を“離開”させる「拇指押圧法」/ 上級治療テクニック #13 / PRO上級コース | 指圧塾
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環椎後頭関節を“離開”させる「拇指押圧法」/ 上級治療テクニック #13 / PRO上級コース

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環椎後頭関節の離開法とは、関節運動法の治療手技で、目や鼻、耳によく響き、頭顔面部の症状改善にとても有効です。

※関節運動法とは、関節運動学的アプローチに中医学の理論を応用した治療手技です。

天柱や風池、完骨などのツボに手指を当てながら離開操作を行うことで、
関節機能異常の改善とともに経絡反応も起こり、臓腑の弱りにもアプローチが出来ます。

この関節は、仙腸関節と同様に治療効果は全身に波及するという特徴があります。

カイロプラクティックやオステオパシー、長生療術などの、
様々な整体療法でも、C0/C1関節、環椎、軸椎の調整は重要視していますね。

実際に離開法を行うと、
「呼吸が楽になる」
「腰が軽く感じる」
などの響きが起こったり、

胸腹部募穴の圧迫不快感が和らぐ、
下肢の関節機能異常が改善することがあります。

この関節運動学的アプローチの離開法と同等の治療反応を、拇指圧によって狙っていきます。

関節包内で、数mmの骨の動きがあることで治療反応が起こりますので、

環椎から後頭骨を無理に引き離すような力はいりません。

むしろ、術者が力で操作しようとすると、
関節静的反射が起こり、患者さんの関節はロックされてしまいます。

拇指を、後頭骨下縁に柔らかく当て、
腰(丹田)からの力で、関節が離開されるベクトルに押圧していきます。

目の症状の治療であれば、風池辺りに、
耳症状であれば、乳様突起の近くに拇指を当てると、響きが得られやすいと思います。

天柱、風池、完骨や後頭下筋群への安定持続圧で響きが起こらないのに、
離開法的な拇指圧を行うと、心地よい響きが得られる患者さんがいます。

個別反応というか、症状の性質の違いなのか、
関節へのアプローチが効きやすいタイプの方がいます。

PC作業やスマホの使い過ぎ、マスク着用、ストレスなどで、
後頭骨下縁がガチガチに硬くなっている方が多くいます。

頑固な首肩コリを緩めるのにも、
環椎後頭関節の機能異常を改善することは、とても大切です。

この離開法的な指圧を、
治療のメイン手技にしたり、筋肉や関節を緩める目的でサブ的に用いたりと、
バリエーションを変えながら患者さんの症状にあわせて行えると良いと思います。、

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