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「力不足」ではありません
やり方の問題かもしれません
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仙腸関節の調整手技は、さまざま治療反応を起こします。この関節部への指圧療法も同じような治療効果が期待できるため、全身施術のバリエーションとして取り入れると良いと思います。
以前、ウツ症状でお悩みの女性患者さんから、骨盤調整をやってほしいと希望がありました。
テレビで見て興味を持ったそうです。
そこで、
仙腸関節の関節運動学的アプローチを行うと、
「頭の中が軽くなって、気持ちが晴れ晴れする」と言われました。
それまでもその患者さんには、
頚部のコリをよく緩め、頭部の指圧や按腹療法など、自律神経やメンタル系の治療を組み込んでいたのですが、
骨盤調整の治療が一番効いているというのです。
他の患者さんでも、
仙腸関節への治療反応は、
・胸が気持ち良く軽くなる
・全身がふわっとする
などの響きを感じられる方がいました。
特に女性は骨盤の問題が現れやすく、産後や更年期の時期に、メンタル系の不調を訴える方がいます。
このことから、
仙腸関節の機能異常を改善することで、
メンタル系の症状にもアプローチ出来るのではと考えられます。
仙腸関節の機能異常というのは、
過緊張連鎖といって、その異常が全身に連鎖していきますので、
どんな症状を引き起こしても不思議ではありません。
仙腸関節を整えることで、骨盤内臓や頚部、胸骨部の拘束が取れ、
その連鎖でメンタル系に作用したのか、治療機序はわからないところもありますが、
感情面に作用することもあるのです。
経絡指圧診断治療要図では、
仙腸関節上に、心包経が走行しています。
心包は、
心に邪気が入らないように守っている働きや、血流では深部循環を支配しています。
また、
感情面とも関わりが深い臓腑となります。
仙腸関節に指圧を行うことで、心包経の治療となります。
骨上への指圧療法となりますので、
筋肉と同様の圧を入れては、重く不快な圧となり響きが起こりません。
手指を置いて、患者さんにもたれかかるような重心移動で、圧だけ浸透させていく”支え圧”での治療が求められます。
仙腸関節と心包経に快圧が深く浸透すると、
心地良い響きが起こり、
経絡反応に敏感な方では、感情面への治療反応を感じて頂けます。
股関節屈曲45〜60度という、仙腸関節の最大緩みの位置で行うと、治療効果が高まります。
直接的に関節への調整手技が好きな方もいれば、
指圧療法を好まれる方もいます。
患者さんに合せて、治療手技を選択できると良いですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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