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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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指圧によるバイブレーションテクニックとは、振せん法を高速で行うテクニックで、
筋肉や経絡の興奮性を高めたり、安定持続圧の響き方とは違って、波動のような圧の広がりが期待できる手法となります。
完全な虚証というわけではなく、
トリガーポイントや経絡、ツボといった施術対象部位が、
通常の安定持続圧では、治療反応が起こらないような、元気のない状態の時に有効なテクニックです。
または、
施術後にシャキッとしたい、筋肉のパフォーマンスを高めたい時などにも、バイブレーションテクニックは効果を発揮します。
慢性症状など、元気のない身体への指圧療法は、
快圧で行ったとしても、あとからダルさが出たり、施術部位に痛みが現れたりすることがあります。
瞑眩反応として、やむを得ないケースもありますが、
施術全体としてのドーゼを調整出来れば、患者さんの自然治癒力を高める手助けが行えます。
安定持続圧(按法)によって邪気を体表に浮かせ、
バイブレーションテクニック(摩法)で、その邪気を散らす。
そして緩んだ部位に、さらに深く安定持続圧を入れていく。
この按法と摩法のコラボレーションをうまく行うことが、治療のキモとなります!
例えば、
腰部のツボ「志室」に按法を行い腎経に響かせる。
その響きを、腰から腹部全体までに響き渡らせるために、バイブレーションテクニックを行う。
そうすると、
理論上は、または感覚的には、
再び志室への按法を行うと、はじめよりも広範囲に響きが起こります。
慢性腰痛の方への大腰筋や、
弛緩性便秘症の方への按腹療法でも、
バイブレーションテクニックは治療効果が期待できます。
筋硬結やコリでも、
古いゴムのように弾力性が低下しているように硬くなっているのか、
パンパンに張ってる状態なのかによって、
指圧の刺激法は変わってきます。
患者さんは、生身の人間ですから、
毎回同じ施術では刺激に慣れてしまい、治療反応が鈍化してしまうタイプの方がいます。
治療にバリエーションをつけると、
いつもと違う治療反応が期待出来ます。
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