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膝痛に対する経筋療法と五行穴

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臓腑の弱りを起因としたものではなく、
経筋病としての膝痛治療について書いていきます。

膝関節の前面に痛みが現れていれば、
足の陽明経筋病と診て治療を行います。

経筋病とはいえ、
この部位に症状が現れるということは、
脾胃(臓腑)の弱りがベースにあると思うのですが、
話しが複雑になりますので、経筋だけで解説していきます。

膝蓋骨下縁に痛みが現れることが多く、
内膝眼あたりの脾経走行部位でも、足の陽明経筋病として治療します。

経筋療法では、
経筋穴というのがあるのですが、
五行穴を活用すると治療効果が高まります。

足の陽明経筋病での膝痛では、
胃経の滎穴と兪穴によく反応が現れます。

五行穴の主治は、
滎穴は身熱、兪穴は体重節痛となりますので、

大まかに症状を2つに分けて、
急性気味の症状や痛み、つっぱり感という症状であれば「滎穴の内庭」。

慢性的な痛みや重い痛み、ダルさなどの症状であれば「兪穴の陥谷」。

という具合に選穴すると良いですが、

実際の臨床では、
両穴の硬結圧痛反応を診て、治療穴を決めていきます。

反応のあるツボに、
安定持続圧で十分に響かせることが大切です。

また、
持続圧を行いながら、膝関節の屈曲、伸展の他動運動を行うのも治療効果が期待できます。

その他、
股関節痛や殿部痛、五十肩など、
五行穴の滎穴と兪穴を治療穴とする経筋療法をマスターすると、
運動器疾患への経絡アプローチが得意になってきます。

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