大腿四頭筋とは、大腿直筋・中間広筋・内側広筋・外側広筋の4つの筋肉のことで、大腿前面を広く覆っています。

大きく力の強い筋肉で、膝痛治療に重要な経穴やトリガーポイントがあります。



仰臥位になると、骨盤の傾斜にもよりますが、大腿骨がやや前側にカーブしており、圧に対する受けが浅くなります。
また、身体の前面の筋肉ということもあり圧痛の閾値が低いため、拇指圧で行うときは急激な力をかけないように漸増していきます。

圧に対して過敏で、筋緊張が起こってしまう場合は拇指圧ではなく手根圧迫で施術すると良いと思います。



大腿骨の形状や筋肉の厚みに合わせて垂直を捉えるのですが、仰臥位では大腿骨はやや外旋位になっていることが多いため、圧の方向は単純にベッド方向というわけではありません。四頭筋の各筋肉も楕円形をしていますので、これらを考慮して垂直に圧を入れていきます。



特に内側広筋と外側広筋の施術面は、斜面となるため硬結が捉えにくいので、拇指揉捏を行い硬結の感触や筋肉の形状を感じ取ってから、拇指圧を行うと良いと思います。


講習会では、施術者の立ち位置や拇指の当て方、体重のかけ方などの指圧法のポイントもお伝えしていきます。