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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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肩甲挙筋のトリガーポイントが活性化すると、首に強い痛みと可動域制限を引き起こします。
首が全く動かせないというケースもあります。
治療では、
首肩や肩甲骨周りの筋肉を十分に緩めた上で、
肩甲挙筋のセントラルトリガーポイントを見つけ出し、そこに安定持続圧を行って、
トリガーポイントを沈静化させます。
肩甲挙筋は、僧帽筋の下層に付着していますので、
筋硬結の見分けが難しく感じられる時があります。
筋肉の性質や感触としましては、
表層に付着している僧帽筋は、弾力性があり「プニプニ」としています。
その下層の肩甲挙筋の筋硬結は、「ガチガチ」になっていて針金の束のように感じられます。
首の激痛を訴える方や、寝違えグセのある方などでは、
肩甲挙筋のトリガーポイントを押圧されると、「そこです!その痛みです!」と、
再現痛のような圧痛と、そのコリが核心部分だという感じが現れます。
肩甲挙筋が硬くなっていれば、
その表層の僧帽筋も硬くなっていることが考えられますが、
症状の核心部分をとらえるために、
両筋の付着部や筋走行、感触などの特徴をつかみ、
触察の練習は、日頃から行っておきたいところです。
肩甲挙筋セントラルトリガーポイントの触察と指圧療法は、
コツをつかめば、そんなに難しいものではありません。
漠然と表面から施術するよりも、
しっかりと狙いを定めて施術を行ったほうが、治療効果は高まります。
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