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肩甲骨内縁の指圧法について、ワンポイントで書いていきます。
この部位は、
トリガーポイントでは、僧帽筋第3TP、菱形筋TPなど、
経穴では、附分、魄戸、膏肓、神堂などの、膀胱経2行線の指圧法に通じてきます。
伏臥位での施術の場合、
患者さんの上肢の位置によって、肩甲骨の位置が変わり、それによって施術対象の筋肉が短縮したり伸長したりします。
あえて筋緊張を起こさせながら指圧を行うテクニックもありますが、
副交感神経が優位となる響く圧とするためには、筋肉をリラックスさせた状態で圧を深部まで届かせたいところです。
症状の陰陽によって、
筋肉を短縮させた方が筋緊張が緩む場合と、
筋肉を伸長させた方が筋緊張が緩む場合とがあります。
簡単な見分け方としては、
患者さんの上肢をお顔の横に上げておいてもらうか、またはベッドの下に垂らしてもらい、
肩甲骨内縁の筋緊張を触察で診ていけば良いと思います。
圧のベクトルは、
一か所を圧したときに、全身に圧が伝わっていくことが重要なので、
垂直圧とするために、胸郭の丸みに対して垂直を取ります。
肩甲骨内縁に指を潜りこませ、外方に向かって圧を入れるやり方もありますが、
肩甲骨の可動を良くし、付着する筋群を緩める効果は期待できますが、全身に響く圧とはなりません。
筋肉の厚みによって、胸郭の丸み度合いが惑わされることがありますので、
診断的な拇指揉捏を行い、筋肉と胸郭、肋骨などを感じとり、垂直方向を確認して胸郭に向かってやや内方に圧を入れていきます。
この部位の指圧法では、
並べ拇指圧がおススメですが、拇指の当て方によって、施術者が気がつかずに拇指が肩甲骨に触れてしまう場合もありますので注意が必要です。
また、
肩甲骨下角付近は、僧帽筋はありませんので、筋の厚みが変わるため圧の強さには気をつけます。
症状の治療のために、
ピンポイントでツボやトリガーポイントを狙う場合は、
軽めの圧で拇指揉捏(摩法)を行い、硬結の大きさや感触を確かめて、
拇指持続圧(按法)を行うと良いと思います。
その時に、
硬結が肋間にあるのか、または肋骨にへばりついている感じなのかを触察できると、
圧の強さも加減が出来て、痛くて気持ちの良い「快圧」となります。
肩甲骨内縁を上手に緩めることで、改善する症状は多くあります。
・施術時の肩甲骨の位置
・胸郭の丸みに対して垂直
・拇指の当て方
・診断的拇指揉捏
などの、
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