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垂直圧で気をつけたいこと/診断即治療で手指の感覚を磨く

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指圧の三原則に「垂直圧」とあります。
圧のベクトルを垂直に定めるには、
見た目上での皮膚面に対する垂直方向では、角度がズレて響きが起こりにくいケースがあります。

また、不快な痛みを与えてしまう原因ともなってしまいます。

例えば、
後頭下筋群や頭板状筋、頸板状筋の指圧では、
施術者が適圧だと思っていても、
患者さんには”ただ触られているだけという弱い圧”と感じられてしまうことがよくあります。

または、
胸腰移行部では、見た目上(皮膚面)での垂直を狙うと、ほとんど圧が下方に流れてしまいます。(体重移動の問題も考えられます)

治療反応を起こす垂直圧とするためには、
診断即治療の意識を持って、拇指圧や拇指揉捏を行い、筋肉の形状や性質を触察します。

そして、
圧の受けとなる、深層筋や骨格の形状をしっかりとイメージして、
さらには、皮下組織や浮腫みなどの状態も考慮して、
垂直のベクトルを定めます。

指圧のスキルを上達させるには、
能動的な施術のみでなく、
受動的な感覚を養っていくこともとても大切です。

拇指圧や拇指揉捏で、
響きや圧痛、イタ気持ち良さなどの感じを、患者さんに聞きながら施術を行うことで、治療者の手指の感覚は磨かれていきます。

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