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長内転筋と短内転筋、大内転筋、経絡では大腿部の肝経の指圧法についてお伝えしていきます。
経絡に対する指圧というのは、筋肉に対して行うものとは、感覚的に違うものとなりますが、
手指の当て方や体重のかけ方、垂直方向などの、
基本的な指圧法は同じですから、
内転筋群の指圧法の中で、経絡的な解説も交えながら、書いていきます。
側臥位 内転筋群の指圧法

主に肘圧法で行います。
側臥位になり、上側(天井側)の下肢の股関節と膝関節を約90度屈曲位にします。
※患者さんにとって無理のない体勢にすること
下側の下肢は、膝関節をわずかに屈曲させると、内転筋の施術がやりやすくなります。
これは、
完全に伸展位としてしまうと、下肢はやや外旋位となってしまい、内転筋に肘を当てたつもりが、
半腱・半膜様筋にあたってしまうためです。
長内転筋と短内転筋 ➡ 恥骨から大腿骨へ付着
大内転筋 ➡ 坐骨から大腿骨へ付着
これらの筋肉の走行をしっかりイメージして、圧を入れていきます。
長・短内転筋の指圧では、施術する肘が内側広筋に当たらないように、
また、大内転筋の指圧では、圧の方向が半腱・半膜様筋の方に向かわないように気をつけることがポイントです。
簡単に思えますが、これがなかなか難しい技術なんです。
大腿部は、側臥位になりますと、
前側は四頭筋の影響で高くなり、後側が低くなります。
そして、近位部が高く、遠位部は低くなります。
※内側広筋が発達してる人は、遠位部もやや高くなります。
この斜面に対して、垂直に圧を入れていくのですが、
アスリートなど、ハムストリングが発達してる人は、後側も高さが出てくるため、
肘の当て方を工夫しないと、内側広筋と半腱・半膜様筋に邪魔をされて、内転筋に圧をかけることが出来ません。
内側広筋 ➡ 身体の前側の筋肉、
半腱・半膜様筋 ➡ 身体の後側の筋肉、
内転筋群 ➡ 身体の側面の筋肉と考えます。
このように、各筋肉は性質や働きが違うため、圧痛反応がそれぞれ違います。
(受療者にはその違いはすぐわかります。)
内転筋だけに圧が伝わってくると、トリガーポイントが形成されている部位では、
独特な圧痛と響きの反応が起こります。
受講生の中でも、
ソケイ部や仙腸関節に響く感じがあったり、
下肢全体が温かく感じるなど、様々な響きを体感されていました。
仰臥位 内転筋群の指圧法

仰臥位では、
施術する側の下肢を開排位にセッティングして行います。
側臥位よりも、筋肉を伸長させた状態で指圧を行いますので、刺激が変わってきます。
主に長・短内転筋の指圧となりますが、
筋腹と筋肉の前縁、後縁とに分けて施術をすると、それぞれ治療効果が変わってきます。
筋肉の丸みに対してのアプローチは、トリガーポイント療法として行い、
拇指で筋硬結を触察し、
大腿骨を受けにして垂直に圧を入れていきます。
この時に、内転筋を強くストレッチさせたり、開排を強めてしまうような押圧になってしまうと、
ソケイ部や股関節、仙腸関節に負担をかけてしまいます。
指圧によって、股関節を可動させないように、
筋硬結や経絡にのみアプローチをしていきます。
この時に、経絡伸展法を応用した指圧法となるとさらに効果的です。
※経絡伸展法 ⇒ 経絡指圧での治療手技
経絡治療では、
筋肉の前縁と後縁を狙っていきます。
経絡指圧(増永経絡)での、流注になりますが、
前縁は心包経、後縁は肝経となります。
心包経は、仙腸関節部を走行していきますし、
内転筋群は、恥骨や坐骨に付着することから、
この部位への指圧療法は、
仙腸関節の機能異常を改善する効果も期待出来るのです。
特に、
仙腸関節や股関節に機能異常がある方、婦人科症状をお持ちの方などには、
恥骨近くの、
心包経と肝経に対する、経絡伸展法と指圧療法は効果的です。
まとめ
側臥位や仰臥位での施術では、内転筋群の近位2/3くらいの部位が、メインの施術エリアとなります。
変形性膝関節症などで、
膝関節内側の関節裂隙部(肝経の曲泉穴)に痛みがある方には、
大内転筋の停止部近くの筋硬結を緩めることが効果的です。
この場合、内側広筋の内側縁を潜っていくような、大内転筋への触察技術が求められます。
内転筋群への指圧療法は、
仙腸関節や股関節症状、ソケイ部痛、膝痛、骨盤内臓の不調などに治療効果を発揮します。
また、
大内転筋の筋硬結や緊張を緩めることによって、内転筋腱裂孔を通る、大腿動脈と大腿静脈の流れを促進する効果がありますので、冷え性や浮腫みの改善も期待出来ます。
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