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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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オシレーションとは、オステオパシーの治療用語で、揺動とか振動と訳されます。
揺動刺激は、うまく活用することで、筋肉や神経の緊張を緩め、
また、関節の拘束もリリースする効果が期待出来ます。
実際の治療では、
揉捏法にオシレーションをあわせて行うことで、その効果はさらに高まります。
例えば、
腰部の最長筋や腸肋筋に、拇指揉捏を行いながら、
脊椎椎間関節や腰仙連結部に揺動刺激を与えるように、オシレーションも同時に行うと、
筋肉と関節部を効果的に緩めることが出来ます。
コリやツボを適圧で揉まれるのと、
金魚運動のように適度に揺らされる刺激は、とても気持ちが良いものです。
摩法となりますが、
律動的なリズムで行うことで、副交感神経を優位にしていく効果も期待できます。
筋肉と関節や軟部組織というのは、通常は連動しているので、
筋肉が緩めば、周囲の組織も緩んでいくのですが、
その反応がうまくいかないケースがあります。
高齢者や関節が硬い体質の人、手術歴などがあり皮下組織や筋肉などの緊張が強い人などは、
例えば、伏臥位で筋肉をよく緩めても、
体位変換の時に、痛みのためスムーズな動きが出来ないことがあります。
安定持続圧によって、よく響かせたり、
筋肉を十分に緩めたと思っても、
すぐには「使える状態」にならない体質の人や、
揺動刺激による、
関節や軟部組織への直接アプローチ法が、よく効きやすいタイプの人には、
揉捏法 + オシレーションの合わせ技は、たいへん効果があります。
オシレーションのテンポやリズムは、
症状や体質に合わせて、匙加減で決めていくと良いと思います。
椎間関節性腰痛や股関節、膝関節の不具合がある方には、オススメの治療スキルとなります。
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