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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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経絡テストによって、病変経絡を診断して治療を行うと、難治性だった症状が改善へ向かうことがあります。
首肩コリや腰痛だけでなく、自律神経症状などにも応用できます。
例えば、
慢性化した腰痛で悩んでいる方がいるとします。
腰部の腎兪や志室、大腸兪、関元兪、
下肢の委中や飛陽、崑崙などが、
代表的な腰痛の治療穴ですね。
これらのツボに治療を行っても、改善傾向を示さない場合は、
“治療の的”が外れているかもしれません。
そこで経絡テストを行います。
立位で、前後屈と左右の側屈、回旋を行い、経絡の伸展制限を診ます。
もし、前屈に制限があったとすれば、膀胱経の病変となりますので、
前述した下肢のツボが有効と思われますが、
側屈や回旋で伸展制限が認められれば、
肝経と胆経の病変と診ます。

肝胆の治療となれば、
背部では ⇒ 肝兪、胆兪、魂門、陽綱、
殿部と下肢では ⇒ 環跳、風市、陽陵泉、足臨泣、太衝、大腿内側部の肝経反応穴
などのツボに診断按摩を行い、
硬結圧痛反応のあるツボを治療穴とするとよいと思います。
このように、
経絡テストを活用することで、
症状に対して、違った角度から診断を行えるようになりますので、
経絡治療や中医学的治療を行う方は、習得したいスキルの一つですね。
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