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トリガーポイントのドミノ倒し現象とは/僧帽筋第3トリガーポイントから響きを起こす指圧法

トリガーポイント
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僧帽筋第3トリガーポイントは、肩甲骨内縁あたりに形成され、

関連痛は、トリガーポイントの周囲や肩上部、首肩のつけ根、後頭骨下縁辺り、肩鎖関節部に送られます。

不良姿勢や腕の疲れ、デスクワーク、スポーツ、循環器系や呼吸器系の不調など、
様々な原因によって、トリガーポイントが形成、活性化されますが、

上半身系の症状の治療では、必須の治療ポイントと考えます。

トリガーポイントのドミノ倒し現象

関連痛というのは、
痛みが送られている部位も、血流障害が起きるため、その部位にもやがてトリガーポイントが形成されてしまいます。

二次災害として形成されたトリガーポイントが、何らかの要因によって活性化されると、
そのトリガーポイントからの関連痛が発生します。

そして、三次災害として形成されたトリガーポイントが、、、、、。

このように、次々とトリガーポイントが形成、活性化していくことを、
トリガーポイントのドミノ倒し現象といいます。

経絡理論では、”転伝”とか、”伝変”といわれる現象ですね。

こうなってしまうと、症状から推察して治療を行っていきますが、

一つ症状が改善されれば、次は違うところが痛い。
治ったと思ったら、すぐにぶり返すという、
モグラ叩きのような状態に陥ってしまいます。

痛みというのは、ゲートコントロール理論でいわれるように、
通常であれば、自覚症状で一番辛い部位にしか感じないものです。

「本治より、標治を先とせよ!」という治療原則があるように、
患者さんが訴える、今一番辛い症状を改善することが何よりも大切なのですが、

継続治療が必要なケースでは、
標治を行いながらも、本治へもアプローチをしていかないと、
症状が長期化してしまい、患者さの苦痛をいつまでも取り除くことが出来ません。

しかしながら、
このドミノ倒し現象の原発となっているトリガーポイントを決定することは、
理論上では難しい問題といわれています。

その中で、
僧帽筋第3トリガーポイントは、上半身系の症状の原発となっている可能性が高いとされる、
重要なトリガーポイントです。

僧帽筋第3トリガーポイントの指圧法

僧帽筋の筋束をしっかりとイメージして、肩甲骨内縁あたりを丁寧に触察していきます。

僧帽筋は、
正中ラインが高くなっている少し変形した菱形をしています。

この菱形を立体的に捉えていかないと、正しく垂直圧が行えません。

筋肉の走行をよく見ると、
肩甲骨内縁の下1/3あたりには、僧帽筋はありません。(上肢のポジションによりますが)

そして、
肩甲骨内縁の上部では、肩甲骨に少し乗っかるように筋は走行しているため、

骨の上を触察していく必要もあります。

触察部位を整理してみますと、
肩甲骨内縁の上部2/3あたりと、少し骨に乗っている部位の筋硬結を探します。

肩甲骨内縁部は、あまり骨の際(キワ)でない方がよい場合もありますので、
幅をもって触察してください。

肩甲間部には、
僧帽筋の他にも、脊柱起立筋や大・小菱形筋、上後鋸筋なども走行していますが、

僧帽筋を立体的にイメージして(正中ラインが高い変形した菱形)、
圧のベクトルを、やや内方に向けて入れていきます。

胸郭の丸みに対しての垂直方向となるようにします。

肩甲骨を剥がすみたいに、圧が外方へ向かうと、僧帽筋から響きが起こる圧とはなりません。

これらのことを頭に入れて、丁寧に触察を行うと、
いくつかの筋硬結に触れると思います。

その中で、
明らかに異質な硬さで、他とは違う不快な圧痛反応を診る硬結があると思います。

この筋硬結こそが、
一番の責任トリガーポイントと考えられます。

このトリガーポイントは、石のように硬くなっていますので、
ゴリゴリと力任せにほぐそうとせずに、

垂直方向にベクトルを合わせ、響きが起こる快圧で施術を行うと良いと思います。

僧帽筋第3トリガーポイントからの治療反応は、

肩上部や首肩のつけ根に形成されている、僧帽筋第1、第2トリガーポイントや、
後頭骨下縁の、後頭下筋群や頭板状筋のトリガーポイントに響き、

ドミノ倒し現象の悪循環を断ち切り、
それらの関連症状にも治療効果を発揮してくれます。

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