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昨日の投稿に引き続き、呼吸の不調に対する中医学的治療をお伝えしていきます。
呼吸の働きは、肺と腎が関係しています。
肺は呼気と簡単な吸気を行っており、
吸気から取り込んだ”気”を深くまで降ろしていく作用は、腎の納気作用という働きで行われています。
そのため、
「呼吸が浅い」「息が吸いづらい」などの症状に対しては、
腎へのアプローチが重要となってきます。
実際に治療を行っていると、
腎兪や志室、下肢の腎経のツボへの安定持続圧によって、
呼吸が楽になるという治療反応がよく診られます。
その中でも特に、
「志室」への按法が良く効くことが多いです。
志室への10~30秒の按法を2,3回行うと、
「胸が大きく広がる感じがして、息がたくさん吸える!」と、言われることが多くあります。
伏臥位での施術が、胸部の圧迫感で辛い方には、
側臥位で、治療を行う方が良いと思います。
肺経のツボでは、
「尺沢」が腎との関係が強いので、呼吸症状の改善効果が期待できます。
便秘症状などがある方では、
大腸兪の按法でも、呼吸が楽になる方がいます。
大腸は腎と子午関係となりますので、
呼吸の不調だけでなく、便秘や大腸経に痛みが現れる五十肩などの治療でも、
志室は重要な治療穴となってきます。
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