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電子書籍
『指圧の原点 ― 歴史・東洋思想・臨床から学ぶ「効く手」の本質 ―』
を出版いたしました。
指圧・東洋医学・手技療法の歴史と、
現代臨床に生きる“効く手”の本質についてまとめた一冊です。
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補瀉2点圧法としましたが、この手法は経絡指圧の治療スキルである陰陽両手操法のことです。
局部に疼痛があったり、圧痛が強いケース、刺激に過敏な方などでは、
圧に対して防御性の筋収縮を起こすことがあります。
指圧局所に1点圧的になってしまうと、反発する力が生まれてしまいますので、
治療点と同じ経絡上か、同じ筋肉、筋膜上に圧を軽くかけながら、
もう一方の手指(肘)で、
メインとなる治療点に圧を入れていくと、防御性の筋収縮が起こらずに入圧することが出来ます。
両手指の圧の合計が10だとして、
治療点ではないほうを「補」、メインの治療点を「瀉」と表現すると、
補のほうに1か2の圧を入れる。
そして、瀉のほうに9か8の圧を入れていくイメージです。
圧の配分は、患者さんの反応を診ながら、治療者の匙加減となりますね。
背腰部の指圧や按腹でよく用いる手法ですが、
ふくらはぎの施術をすごく痛がる方にも有効なスキルとなります。
硬い部位などの指圧でよく用いる重ね拇指圧は、1点圧の刺激となりやすい手法ですので、
拇指以外の四指の当て方を上手くすることが大切です。
四指を柔らかく施術部位に当てることで、
拇指の圧が、局所的な圧とは感じさせずに、筋の反発を防ぐことが出来ます。
重ね拇指圧、並べ拇指圧、曲げ示指圧、手拳圧、肘圧など、
様々な指圧法がありますが、
全ての手法に、陰陽両手操法の理論を活かすことが指圧の極意です。
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